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常勤（正社員・正職員）看護師として働くメリット
福利厚生の充実
最も大きなメリットはやはり福利厚生です。退職金、昇給、賞与、社会保険、手当、有給などの待遇があります。常勤は会社の社員と同じく、長く働くことをベースとした雇用であり、教育もしっかりとしているところが多く、経験とキャリアを積むためには常勤として働くことは必ずといっていいほど必要なことです。
キャリアアップで高年収
長く働くことで看護師から主任、看護師長とキャリアアップを目指すことも可能です。看護師長、部長クラスまで出世することで年収は1,000万近くになることも。女性男性は関係ありません。頑張り次第では責任に見合った高年収を獲得することができます。
出産休暇も当たり前
看護師が不足気味な現在、産休を取得し、しっかりと育児を行ってもらってでも戻ってきてまた働いてくれるならと考えている病院は少なくありません。女性特有の面でも働きやすい環境は整っているというメリットも大きな点です。
常勤（正社員・正職員）看護師として働くデメリット
不規則な労働時間
なんといっても夜勤や残業、不規則な労働時間があげられます。責任のある立場のため、引継ぎなどで長く残業となってしまうことも少なくありません。さらにキャリアアップしていくごとに、その分頼られる存在にもなり、不規則な勤務や緊急時の対応など負担も大きくなりがちです。
子供がほしいと思っていても、自身の立場を考えると子供作りに積極的になれなかったり、周りに気をつかう余り、いざ子どもができても産休の申請がしにくかったりといった面もあります。
精神的なストレスにさらされる時間が長い
さらに仕事内容がミスが許されないということからも、常勤は精神的なストレスにさらされる時間が長く、気が休まらなず苦痛になってしまうといった精神的な面もあります。
一般企業の会社員と同じようにはなれない常勤看護師
「平日9時18時出社で土日祝日休み」は果てしなく遠い
平日9時18時出社で土日祝日休み。こんな言葉が看護師にとってどれだけ遠いものか、働いたことがある人ならわかるはずです。看護師の常勤（正社員・正職員）とは一般企業の会社員とはとても違う勤務体系です。
結婚や出産を考えた時には相手の協力が不可欠
高収入であったり、スキルアップしていけたり、多くの働き方があることで、メリットも多い常勤ですが、常勤として働く場合には、結婚や出産を考えた時にはお相手の男性、女性の協力は不可欠です。一緒の休みが取れなかったり、すれ違いが続くこともあるかもしれません。
結局常勤を続けられず、キャリアアップしてきた常勤を辞め、パートや応援看護師として働く人も少なくありません。
まずは常勤でしっかり働くという選択肢
基本的には常勤の看護師としてキャリアをスタートするのが一般的です。ここから自分に合った働き方はどれかを考えていけるようにするステップでもあります。転職でも同じ。まだまだ経験、スキルが足りないと思っている場合で、人間関係などが理由の転職であれば、常勤として、現状のネガティブポイントを改善できる職場を探すのがおすすめです。