目次
専門的・技術的な仕事の場合の事業所規模別、転職者を採用した理由
事業所の規模は以下の5規模に分けて調査、総数は全ての平均となっています。
- 1,000人規模
- 300~999人規模
- 100~299人規模
- 30~99人規模
- 5~29人規模
専門的・技術的な仕事
総数
出典:厚生労働省 平成27年転職者実態調査の概況
専門的・技術的な仕事では専門知識、経験が多いながらも、「離職者の補充のため」という点が多いことに注目です。
これは専門的・技術的な仕事の場合は「離職者がいないと募集されない」ということを大きく物語っています。
“狙った転職先に離職者が出るまで待つ”
1,000人以上の事業所
大規模事業所になると、転職採用理由は明確ですね。専門的、技術的な仕事なので、求められるものは「専門知識・能力・経験」で即戦力になることです。
しかしここでも離職者の補充のためが15%も占めており、「前任者が退職したため即戦力が必要」という構図です。
300~999人の事業所
大規模事業所と大きくは変わりません。前任者の退職のタイミングが多く、知識・能力・経験のある即戦力が求められています。
100~299人の事業所
前任者の退職のタイミングの割合が増えてきます。これは大企業に比べると、中小企業では前任者が退職したときに代わりの人材が社内にいないことを表しているともいえます。
このため中小規模の方が転職しやすいともいえます。
30~99人の事業所
100人~300人規模と同じような構図ですが、職場への適応力も考慮され始めています。人間関係が非常に近いことも考えられ、人間関係をうまく築けそうかも見られるのではと考えられます。
5~29人の事業所
30~99人規模とほぼ同じ構図となっています。