児童養護施設とは?保育士の就職、転職のポイント

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児童養護施設とは?

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児童養護施設とは18歳未満の保護者のいない子ども(乳児を除く。ただし一定条件下でのは乳児も含む)、虐待されている子ども、養護を要する子どもを入所、養護し、自立のための援助、相談を行う施設です。

児童養護施設の設備

必要な設備児童の居室、相談室、調理室、浴室及び便所
児童の居室の面積1部屋4人以下、面積は一人につき4.95平方メートル以上
居室の条件児童の年齢等に応じ、男子と女子の居室を別にすること
入所児童が30人以上の場合医務室及び静養室
入所している児童の年齢、適性等に応じ職業指導に必要な設備

児童養護施設の職員

児童指導員満2歳に満たない幼児1.6人につき1以上、満2歳以上満3歳に満たない幼児の場合は2人につき1人以上、満3歳以上の幼児の場合は4人につき1人以上、小学生以上の少年の場合は5.5人につき1人以上
保育士
嘱託医小児科の診療の経験があること
個別対応職員
家庭支援専門相談員社会福祉士若しくは精神保健福祉士の資格を有する者、児童養護施設において児童の指導に五年以上従事した者又は法第13条第3項 各号のいずれかに該当する者
栄養士入所する子どもの数が40人以下の施設を除く
調理員調理業務を委託する場合を除く
看護師乳児が入所している場合

児童養護施設への就職・転職のポイント

児童養護施設では、児童指導員及び保育士の総数が、「満2歳に満たない幼児1.6人につき1以上、満2歳以上満3歳に満たない幼児の場合は2人につき1人以上、満3歳以上の幼児の場合は4人につき1人以上、小学生以上の少年の場合は5.5人につき1人以上」とかなり多くの人員が必要であることがわかります。

給与面では正社員で手当込20万円程度~といった水準。児童養護施設では将来家庭へ復帰していく子供達が暮らしているため、24時間体制となっており、宿直もあります。

起床から食事、学習、入浴、就寝まで共に起き、共に学び、共に生活し、生活全般のお手伝いをします。規模に違いはありますが、家庭的な雰囲気を持って支援を行う必要があり、思春期の悩みを相談されることもあれば、お箸を教えることもあり、幅の広いお世話が必要です。

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