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自分の職場って適正な仕事量、給料なの?
どんな職種でも、同じような仕事内容で給与や条件がバラバラということは珍しくありません。
- 忙しいのに給与が低い
- 前より楽になったのに給与も高くなった
- 同じ職種の他社の友達の方が待遇がいい
例え今の職場にい続けるとしても、適正な条件を知っておいた方が、働く気持ちも変わってきます。もし給与が低かったとしても、同じ職場にい続けるのなら納得していることができますし、それなりに働き方を考えることもできます。
また看護師不足の現在は給与交渉を行う勇気があれば、給与交渉もできます。周りの求人状況を知っておくことで自分の価値もわかってきます。
「自分を大切に」働こう
さてそうなれば、まずは求人情報を確認することになると思います。職場近くや家の近くの病院、クリニックを探し始めるところからスタートすると思います。
そんな時思わぬ好条件の求人を見つけたらどうしますか?
おそらくなにかしらの「理由付け」をしてただ見るだけで終わってしまうと思います。
- 多分忙しい現場
- 特殊な技術が必要なのかも
- 夜勤あり
- 人が少なそう
もし気になったらすぐ状況を聞ける人がいたら便利だと思いませんか?
転職するつもりがなかったとしても、聞くだけでいいなら聞きたいもの。もしかしたらその求人が掘り出し物かもしれません。でも自分で聞くとなると多少は電話で聞けると思いますが、基本的には求人に応募して面接で話を聞いたりしなくてはいけません。
転職コンサルタントはわがままに利用していい
転職コンサルタントは転職者を病院など求人企業に紹介することで手数料をもらっていますので、聞くだけ聞かれて転職するつもりがないでは完全なタダ働きになってしまいます。
しかし看護師の皆さんはそこを気にする必要はありません。転職コンサルタントに確認して条件次第で気持ちが揺らぐかもしれません。転職へ向くきっかけになるかもしれません。
転職コンサルタントは転職のエキスパートですから、こうしたことも想定内です。現在は転職する気がなくても、気になっている求人があると伝えればきっちりと教えてくれます。もちろん詳しい条件や院の雰囲気なども教えてもらえます。
気になった求人は今だけの求人かもしれない
求人は掲載期間で料金がかかるものから、成功報酬で料金を支払うものと二種類あり、掲載期間で料金を支払うものだった場合には決まっても決まらなくても掲載期間が終了すれば掲載は取り下げられてしまいます。
また、大人気の求人かもしれません。出して1日2日で沢山の応募があれば一度取り下げをすることも考えられます。
生ものだからこそ、情報を都度仕入れておくのがおすすめ。
因みに求人を取り下げたような場合でも転職コンサルタントは直接病院に確認することができますし、「求人が掲載されていたけど見つからなくなってしまった。あの求人はどうなったか」という場合にも確認してもらうこともできます。
何故求人によって条件が違うのかを知っておこう
給与が高ければ高いなりの理由があります。低ければ低い理由があります。
給料が高い理由
- 忙しい
- 求められるスキルが高い
- 夜勤あり
- 人がいない
理由というと上記のような理由が思い浮かびますが、ポジティブな理由もあります。
- 繁盛していて余裕がある
- 職員に還元していく姿勢の院
- 給与を高めにすることで離職率を下げている
こうした病院やクリニックも少なくありません。職員に満足してもらい、自信にしてもらうために職員に還元していく姿勢の病院もあれば、給与を多少高めにして離職率を下げた方が、何回も求人、離職、求人、離職と繰り返すよりもずっと安くつくと考える病院もあります。さらに求人のための手間も大幅にカットできます。
給与がいいから大変ではなく、給与がいいからこそいい職場の場合も
もしこんな職場を見つけたらどうしますか?
- 今よりも給料がいい
- 環境が整っている
- 求められるスキルは変わらない
- 仕事量も変わらない
きっと転職に傾くと思います。
「自分を大切に」するためには周りを見ることも大切です。転職は来年より今。年齢を考えれば転職は早い方が有利です。少しでも周囲にアンテナを張り、今の職場の条件が適正かを知っておきましょう。