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100万円までの中古車探しで重要な検索設定
100万円以下の場合、コンパクトカーは沢山ありますが、SUVやミニバンの場合はそれなりに選ばなくてはいけません。
ミニバンは人気があるため100万円以下でも車両数は多いですが、走行距離が走っているものが多いですね。SUVの方が距離が短めの車両を見つけやすいと思います。しかしSUVは車両数が少ないので、選ぶという点においてはある程度限界があります。この辺りに関しては以下の記事を参考にしてみてください。
安い中古車のファミリーカーを選ぶならミニバン?SUV?100万円以下で狙い目の車種を紹介!
何かしら理由の中でどれなら許せるかを考える
さて、100万円以下で選ぶ場合には何かしらの理由がある車種がほとんどです。
- 走行距離が多い
- 修復歴あり
- 古い
- 傷が多い
- 内装がボロい
- 喫煙車
- ナビが付いていない
- ETCが付いていない
- 各機能、インテリアが古い
など古いことに起因するものがほとんどです。ミニバンでは10万弱走っていたとしても年式が新しければ100万円以下では買えない場合がほとんど。
おすすめの検索設定はこれだ!
項目 | 条件 |
---|---|
年式 | 2006年~ |
走行距離 | ~4、5万キロ |
車のタイプ | 国産車 |
修復歴 | なし |
定期点検記録簿 | あり |
保証 | ディーラー保証 |
年式
年式は2004年以前は急激に古く感じる作りになってきます。まずナビを取り付ける場所がない年代の車種は実車を見るとぐんと古く感じると思います。この辺りの境目が概ね2004~2006年位で検索すると探しやすくなります。
もう一段回新しくと考えると、車種にもよりますが、2012年頃がまたぐっと新しく感じてくる年代です。この頃になるとエクステリアのデザインもかなり変わってきますので、ほとんど古さは感じないと思いますが、100万円以下ではなかなか買えない年式です。
走行距離
走行距離が短ければいいというものではありませんが、しっかりとメンテをしている走行距離の短いものがおすすめです。できれば毎年ディーラーで点検している車両なら最高ですね。自転車ひとつとっても埃だらけで放置されている自転車は錆も出てボロボロですが、10年経っていても毎日乗っている車両は綺麗でまだまだ走るものです。
乗られている車両を選んで
車の場合も全く同じ。10年落ちの車で2万キロ程度しか走っていない車両があったとすると、放置されていたのではという考えも浮かびます。時々駐車場で埃をかぶっている車を見かけますが、あの状態で何年も経ってしまえば車とはいえ腐ってくるもの。エンジン回りなどのブッシュ類(ゴム)が固まり、動かせばボロボロとボロが出てくる車両も多くあります。
しかし10年で2万キロでも毎年ディーラーで点検し、2年ごとにディーラーで車検を受けている車両ならどうでしょう。「状態が良くて走行距離が少なくお買い得」だと判断できます。年式と走行距離は車両の管理の仕方で大きく変わってきますので、一概に乗ってないから良い悪いということでもない点には注意してください。
10万キロ近ければ部品は交換時期
だからといって走り過ぎている車両も考え物です。例えば10万キロを境に敬遠されがちですが、10万キロ走っているから壊れるということではありません。10万キロ近く走っている車は単純に部品の交換時期が来ていて購入後にお金がかかることが予想されるからです。調子が良くてもこればかりは仕方がありません。
車のタイプ
国産車にしましょう。100万円以下で探しても外車もそれなりに見つけることができます。しかしそもそも100万円以下で買おうという場合には資金は抑えたいと考えている人が多いと思います。外車は修理にもメンテナンスにも、ちょっとしたことで国産車よりもお金がかかります。それならかかる維持費を想定した分車両代に足して購入した方が安全です。
修復歴
これは絶対なしにしておきましょう。詳しくは以下の記事が参考になりますのでよく読んでおいて下さい。
古い車は壊れる?安全?10年落ちの中古車を購入する時に気を付けること
定期点検簿・ディーラー保証
これは個人的にはかなりおすすめですが、購入する年式や車の状態によって、また価格次第では自分でチョイスしていければいい項目かと思います。保証に関しては販売店保証やカーセンサー保証もありますので、その辺りを利用するのも手です。
車両価格はもちろん100万円以下
カーセンサーの場合は価格設定をすると本体価格で検索されますので、支払総額にすると100万円を超えてきてしまうと思いますが、その辺りは自分が納得できる価格に設定してください。
車両価格の秘密
中古車価格は10年で新車価格の30%が相場と言われています。大体3年落ち、5年落ち、10年落ちの段階で値段が一段回ずつ落ちていきます。更に13年落ちると税金が高くなるためガクンともう一段回落ちてきます。車の状態としては10年落ちも12年落ちも余り変わらなかったりしますが…
例えば新車価格が200万円の車で考えた場合は下記のような価格が相場です。ただしこれは状態が年式相応でいいものの場合。ディーラーなどでは見合った状態の車両は概ねこの価格で設定されています。
相場 | 車両価格 | |
---|---|---|
新車 | 100%から割引や免税 | 200万円 |
3年落ち | 70%程度 | 140万円 |
5年落ち | 50~60%程度 | 100~120万円 |
10年落ち | 30%程度 | 60万円 |
13年落ち以降 | 10~20%程度以下 | 20~40万円 |
この価格をラインに車両価格を判断しましょう
これらの価格よりも大きく高かったり安かったりすれば、購入前に確認してみるといいでしょう。高い場合には極端に程度がいいものや旧車として人気がある車種、オプションフル装備や消耗品を全交換したばかりなどが考えられます。安いものは傷や修復歴あり、劣化などが考えられます。