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生命保険に平均いくらかけるのが普通?
生命保険の中でも保険料が高めな終身保険。終身保険へ加入を検討しているなら、みんなが生命保険にいくらかけているのかも気になるのではないでしょうか。
保険料の支払いが滞ると解約に
また、きちんと手続きせずに支払いが何ヶ月も滞ると解約になり、戻ってくるお金は大幅に少なくなります。毎月支払っていける金額の保険料を選ぶことも意識しなければなりません。
生命保険に平均いくらかけているのかを見てみましょう
(※以下、平成28年度「生活保障に関する調査」データ)
【全体】生命保険に加入している人の保険料平均はいくら?
- 全体 月々 約1.6万円(年間 19.7万円)
18歳から69歳までの男女全体で見たときの保険料の平均額は、年間約20万円、月々で見ると約1.6万円という結果です。
思ったよりも多くはないと感じるのではないでしょうか?では次は男女それぞれで見ていきましょう。
【男女別】男性・女性それぞれの保険料は平均いくら?
男性の平均金額
- 月々 1.9万円(年間 22.8万円)
女性の平均金額
- 月々 1.45万円(年間 17.4万円)
男女の平均額がいくらか見ると、月々4500円、年間5.4万円の差が出ています。
男性と女性に保険料の差が出ている理由は?
- 女性の保険料の方が男性より安い
- 男性に保険をしっかりかけている家庭が多い
このような理由があると思われます。
男性の収入が家族の主な生活費になっている家庭が多く、男性が病気・ケガ・死亡してしまうと家族全員の生活費が大きく減ってしまいます。
女性は給料自体男性より低い傾向にあり、負担の少ないアルバイトなどで家計を支えていることも多いので、安い保険に加入しているケースが多いです。
また女性の保険料は男性の保険料より低く設定されているので、男女で同じ保険に入っていても女性の保険料の平均は男性より若干低くなります。
【年齢別】年齢別でそれぞれ生命保険の保険料の平均はいくら?
次に見ていくのは年齢別です。年齢別はさらに保険料の平均額に差が出るので、自分の年齢と照らし合わせて平均額を確認してみてください。
年齢別の平均金額
- 20代 月々 1.1万円 年間13.2万円
- 30代 月々 1.5万円 年間17.5万円
- 40代 月々 1.8万円 年間21.1万円
- 50代 月々 2.0万円 年間24.3万円
- 60代 月々 1.5万円 年間18.2万円
月々でいくらか見ると一万円以上の差はありませんが、年間で見ると、一番多い50代の保険料は最も少ない20代の保険料に比べて10万円以上高いことが分かります。
年齢が上がると徐々に保険料が上がっていく理由
- 30~50代で保険に加入する人が多い
- 掛け捨てタイプの安い定期保険は年齢に応じて保険料が上がっていく
- 終身保険は契約時の年齢が高いと保険料が高い
このような理由があると思われます。
30代~50代は生命保険に加入するタイミング
20代で老後や死亡保障について考える人は少なく、生命保険の中でも特に保険料が高い終身保険に加入し始める年齢で多いのは30~50代です。
また終身保険は加入する年齢が高ければ高いほど月々の保険料も高くなるので、保険料は加入する年齢が上がるごとに上昇します。
60代は定年を迎えてしまうので、それまでに払込期間を満了できるようにプランを選ぶ人が多いので、60代では保険料の平均額がガクンと下がっています。
以上が生命保険の保険料平均額です。この平均額には生命保険全般が含まれているので一概には言えませんが、保険料の平均額も参考にしながら保険を検討してみてはいかがでしょうか。