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無料掲載、採用すれば補助金がもらえるハローワーク
公共職業安定所、ハローワークは無料で掲載でき、さらにハローワークから採用すると掲載企業は補助金がもらえます。無料となれば掲載する方がいいということになります。しかし幾度となくニュースになっているのは求人内容と実際の待遇が全く違ったという声が聞こえてくることです。
求人を開始した以降に条件が変更されることもありますし、全てが必ずしも悪質とはいえませんし、優良企業も求人を出しています。
ハローワークに看護師求人は多い?少ない?
ハローワークに看護師の求人は多いです。パッと検索したところでも日本全国で35,968件(2017年3月現在)の求人が出ており、次々と新しい求人も出てきています。またハローワークの利点は地域密着であることです。ハローワークにしか出していないという企業も少なくなく、小さなクリニックなどはこういった状況もあります。
また逆にいえば急を要していたり、よりいい人材と巡り合いたいという場合には有料でも転職サイトや求人サイトを利用して求人を行います。
ハローワークを使っている企業は多い
出典:厚生労働省 平成27年転職者実態調査の概況
※複数回答
このようにハローワークを利用している企業は多く、この傾向は事業所の従業員数が少ない小規模事業者ほどハローワークを使っているというデータが出ています。このように、病院であっても無料のハローワークには求人が出ていることは十分に考えられます。
しかし給与の公開を行いたくないために非公開で求人を行いたい病院や施設も多いのも現状です。
東京ハローワークではナースプラザと連携
看護師、准看護師、保健師、助産師のマッチング機能の強化として、東京都ナースプラザと渋谷、池袋、足立、木場、八王子、立川ハローワークと連携しました。
ナースプラザとハローワークで求人情報を共有
東京都ナースプラザとハローワークの求人・求職情報を共有し、求職者と募集企業とのマッチング数を増やします。
ナースプラザ巡回相談
経験豊富な看護師がハローワークを巡回。再就職への不安や最新医療に関する知識、おすすめの病院、専門的な相談などに関して職業相談を行います。
医療機関との相談会・面接会
希望に合う医療機関との相談会や面接会をすることができます。
復職支援講習会
復帰の場合には退職から時間が経って看護に自信がなくなっている人へ、東京都ナースプラザが服飾支援講習会を行っています。
東京のように各地区ハローワークとナースセンターが連携しています
各地区のハローワークへナースセンターから専門のスタッフが巡回し、各種相談を行っています。またハローワークとナースセンターで求職者情報の共有も行い、人材マッチング機能の強化を行っています。
地域密着の小さなクリニックや施設を探す場合にはハローワークもチェック
このように看護師の転職であってもハローワークには有益な情報が掲載されている可能性もあります。特に小さなクリニックや施設への就職・転職を考えている場合にはハローワークは有用だといえます。
ただ大体の転職サイトで転職コンサルタントにお願いすればハローワークへ掲載されている求人もしっかりチェックしてくれます。手間を減らすという意味では転職サイトの利用が楽だといえます。