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就活の第一関門、書類選考
書類選考で最も大事なもののひとつ、それが写真です。経歴は変えることはできませんが、写真は写りで印象が大きく変わってきます。もちろん盛りすぎて実物と印象が違いすぎれば面接で落とされるだけなのですが、それであっても面接まで進むということは非常に大切なこと。ここでは印象のいい写真を考えていきましょう。
選考時の心理に影響する写真
「なぜ写真を付ける必要があるのか」を考えてみるといいでしょう。写真は、写真と合わせて履歴書を見ることでどんな人なのかを想像し、推測していくための材料とします。写真だけでなく、字のうまさ、文章の書き方なども同じようにまだ見ぬ就活生を推測する材料となっています。
会っていない人を推測するために写真が与える影響は非常に大きいということは、誰しもが経験でわかっているのではないでしょうか。逆にいえば顔で騙されることもあるかもしれませんが、それだけ顔というものは大きなイメージを与えるパワーを持っています。
イメージのいい写真が面接の印象を助けることも
書類選考時にみた写真のイメージが、面接時に与える影響も小さいものではありません。「明るそうだ」「活発そうだ」といったいい印象が大きければ、少し面接でうまくいかなかったとしても、面接官のイメージはいいもので終わる可能性もあります。
写真は商品イメージだと思ってください
写真をしっかりと撮れていない人はその時点で自分の価値を落としているのと全く同じことだということを考えてください。年収300万円の人を3年雇えば、会社は約1,000万円を支払うことになります。雇用は会社にとって大きな買い物です。誰を買うのかを考えた時、最初に見るのはあなたの履歴書になります。カタログといってもいいでしょう。その人材カタログに、3年1,000万円の値段が付いた人材がずらっと並んでいる状態をイメージしてください。
どうですか?自分の写真がきちんと撮れていないことがどういうことか伝わったでしょうか。できる限り明るく清潔感のある信頼できる写真を目指して撮影してみるといいでしょう。
髪はしっかり整えて、口角をあげ、明るい写真を
具体的にいえば、髪は染めず、男性なら清潔感のある短髪で、女性は綺麗にまとめてください。口角は必ずあげ、柔らかく明るい印象に。写真自体の色も明るくするためにライティングも重要です。と、話せば簡単ですが、自分でやると自分が見えずになかなか難しいかもしれません。
写真は写真館で撮りましょう
証明写真のボックスで撮らず、しっかりと写真館で就活用の写真を撮りましょう。経験豊かなカメラマンがしっかりとアドバイスしてくれます。ヘアメイクもいれば就活に合ったヘアメイクで自分では気づかなかった全く違う爽やかな印象を引き出してくれることも。
確かに証明写真のボックスよりは高くつきますが、企業に自分を売り込むという点では安いものですし、大きなアドバンテージとなります。