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転職には3ヶ月程度の余裕を持って取り組んで
転職活動を考えたとき、「次の仕事が決まらなかったら給与のない期間が怖い」と考える人も多いと思います。中には入社まで数日で完了してしまう人もいますが、3ヶ月程度の余裕を見ておくのが安心です。
転職の時に大切なのは「なぜ転職したいのか」理由を明確にしておくことですが、その理由にマッチした求人がタイミングよく現れることはなかなか難しいものです。もし現れても自分よりもスキルの高い人に取られてしまうかもしれません。
転職者の割合
出典:厚生労働省 平成27年転職者実態調査の概況
男女比は男性62.4%、女性37.6%となっています。この表からもわかるように【製造業】、【卸売業・小売業】、【医療・福祉】の転職割合が高くなっていることがわかります。転職割合の多い業界は求人数も多いことが予想されますが、ライバルも多く、ひとりで転職を行う場合にはなかなか大変な業界といえます。
転職活動の中で自分だけでできることは、探すことだけ
転職は決して自分ひとりでできるものではありません。応募にも面接にも、また現職の退職にも必ず相手がいます。自分ひとりでできるのはハローワークやネットの求人、求人雑誌を見て探すことだけ。
自分が考えているよりずっとひとりでは転職ができないということがわかったはずです。
面接は1回では終わらないことも
やっと見つけた求人に応募。無事に面接の案内がきました。ところが転職の場合、面接が一回だけではないことも多く、応募者が多ければ2、3回行うことも珍しくありません。
もし3社に応募し、全社面接をするとなれば3回から9回も面接をする可能性が出てきます。毎週のように面接をしても1ヶ月程度はかかってしまう計算です。
ここでも自分が考えているよりもずっとスムーズには転職ができないことがわかったはずです。
一社に応募して即決まればとても運がいい
退社もほとんどの会社が1ヶ月前には告知を行うことになっていると思います。人によっては退社してからでないと面接にいけない人もいるかもしれません。そんな中で一社に応募してその一社で決まるということは運も関係してくるといえます。どれだけ優秀な方でも、応募先の会社、または面接官との相性もありますし、応募したタイミングもあります。
このように転職には自分だけではどうにもできない、思わぬ時間がかかります。いつ頃に入社したいかを考え、逆算していくようにしましょう。