薬剤師の資格の有無はすぐわかる
厚生労働省が公開している薬剤師資格確認検索システムがあります。これは現在登録している薬剤師について漢字指名から検索できるシステム。
平成18年に薬剤師法が改正され、透明性が高く質のいい医療を提供できるように、薬剤師の資格の確認を行えるようになりました。この改正によって平成20年(2008年)の4月1日に薬剤師資格確認検索システムが開始されました。
公表されるデータ
- 氏名
- 性別
- 薬剤師名後の登録年月日
- 処分に関する事項
国民が薬剤師の免許所持を確認できるというシステム
現在のところ、就職や転職、アルバイトなどを雇用する際に、無資格者ではないことを確認し、違法な医療の提供を避けることができる仕組みとして重要視されています。
調剤薬局で薬剤師ではない人が薬の調合をして、薬の販売をしていたということがあれば、どれだけの健康被害や賠償責任が起こるともわかりません。無資格の医者が医療行為をしていたというニュースがあることを考えると、このシステムはしっかりと作用しているように思います。
多くの薬局のホームページでもリンクされています
この制度は医療を受ける国民が薬剤師の資格の確認ができたり、受ける医療の適切な選択に資することという目的もあります。
薬剤師にとっては常に国民に監視されているかのようなシステムですが、これが気を引き締め、医療トラブルを含め、トラブルを防ぐことにも効果的なようです。
薬剤師資格確認システムの移転
平成29年(2017年)の5月29日(月)にサイトが移転しました。
元々のURLはhttp://yakuzaishi.mhlw.go.jp/でしたが、
現在はhttps://licenseif.mhlw.go.jp/search_iyaku/へと変わっています。