薬剤師の職場・仕事内容は多数!病院、薬局、研究機関、官公庁!自分にあった職場を探そう!

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職場は病院や薬局だけじゃない!薬剤師の職場・仕事内容

薬剤師が働ける職場は思っているよりも多くの場所で必要とされています。ここでは病院や薬局以外も含め、薬剤師として働ける可能性のある職場を紹介したいと思います。

調剤薬局

求人がもっとも多い職場・仕事内容が調剤薬局です。処方箋に基づいた調剤を行う薬局です。全国にない場所はないといっていいほど調剤薬局はありますので、調剤薬局への転職を考えている場合には職場に困ることは少ないでしょう。

業務内容

調剤業務、薬歴管理、服薬指導、商品の発注、在庫管理、納品管理、製造元との連絡辺りが主な業務内容とです。

最近は国をあげて服薬指導を行える薬剤師の育成に力を入れており、服薬指導、薬歴管理は大切な仕事となっています。継続的に患者さんとの関係を構築し、話を聞いたり、不安を和らげるといった、調剤とは一見関係がないような仕事内容が大切なものとして注目されています。

ドラッグストア(OTCのみ)

次に求人の多い職場・仕事内容はOTCのみのドラッグストアです。OTCとはカウンター越しに販売するOver The Counterの略で、現在は処方箋なしで購入できる医療用医薬品以外の薬品を総じてOTC医薬品と呼んでいます。下記の4種類に分かれており、要指導医薬品と第一類医薬品は購入するためには薬剤師の説明を聞く必要があります。

  • 要指導医薬品
  • 第一類医薬品
  • 第二類医薬品
  • 第三類医薬品

このためOTC医薬品でも要指導医薬品と第一類医薬品を取り扱う場合には薬剤師がいなくてはならず、例え薬剤師が在籍していても不在時には購入することはできません。このためOTC医薬品の要指導医薬品と第一類医薬品を扱う薬局では、薬剤師がいなくてはそれらは販売することができないため、常駐していることが非常に大切になってきます。

業務内容

要指導医薬品、第一類医薬品販売、説明、その他医薬品の販売、受注、医薬品管理などが主な仕事です。調剤が併設されていなければ調剤を行うことはありません。

ドラッグストア(調剤併設)

調剤併設のドラッグストアでは、OTCのみのドラッグストアの業務にプラスして調剤を行います。調剤薬局とドラッグストアの両方の業務内容を行います。また調剤薬局だけ、OTC販売だけと割り振られている場合もあります。

病院・クリニック

ドラッグストアと並んで多い職場が病院・クリニックです。病院やクリニックでの薬剤師の業務は調剤薬局、ドラッグストアとは全く違う業務も多くあります。例えば注射液や点滴など調剤薬局やドラッグストアでは基本的に扱わないものを多く扱います。

また医師や看護師などとの連携も必要です。薬は薬剤師だけではなく、医師や看護師も確認を行うことで医療ミスを防ぎ、安心して患者に使用できる環境を作っています。

また患者さんと接する機会も多く、服薬指導、相談もひんぱんに行います。定期的に通われている患者さんであれば、薬が変われば不安もあるかもしれません。副作用などについてもしっかり説明し、不安を和らげる役割も大切な仕事内容のひとつです。

業務内容

医師や看護師などとの連携、病院内で使用する薬の調剤・選択・確認、服薬指導、相談、調剤業務、薬歴管理、商品の発注、在庫管理、納品管理、製造元との連絡など多くの業務があります。

臨床開発モニター(CRA)

製薬メーカーに就職し、治験のための一連の流れをすべて管理するプロデューサー的な役割です。治験を行う病院やお願いする医師の選定、契約、治験薬の準備、被験者集め、治験、結果収集、まとめと、治験始まりから終わりまでに関わります。このため指導力、推進力といったマネジメント力が必要で、コミュニケーション能力にも長けていなくてはいけません。

治験コーディネーター(CRC)

治験コーディネーターは製薬会社ではなく、病院に就職し、病院で行われる治験の全てに関わります。被験者と接することも多くなり、説明なども必要となりますし、病院スタッフとの連携も非常に大切な仕事です。また治験薬を提供している製薬会社とも連携していかなくてはなりません。臨床開発モニターとも多くのやり取りをすることになります。

臨床開発(CRO)

臨床開発は就職先が製薬会社ではなく、臨床試験などを受託する会社に就職する臨床開発モニターです。製薬会社が依頼するため、臨床開発についての専門家として製薬会社の臨床開発モニターよりもより高度で専門的な管理、調査、マネジメントを行います。治験が終了し、販売開始された医薬品の調査も行います。

学術・企業・管理薬剤師

一言では言えませんが、学術業務としてはFAQ作成や安全情報管理、資料作成などを行い、企業のインフォメーションとして薬剤に関するコールセンター業務や自社医薬品への最新医薬品情報の提供、管理として衣料品の青銅販売業としての業務統括や品質管理、医療機器のサポートなどがあります。

全体的に薬事に関わる企業内で働く仕事として、一般的に想像する調剤薬局などでの仕事とは全く違った仕事内容になります。

営業

薬剤師で営業に就くという例は非常に少ないのですが、薬剤師としての知識・経験を活かして販売した医薬品の情報提供や医薬品原薬の仕入れ先開拓など、薬剤師ならではの営業も存在しています。

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